小生意気なライバル ☆育児エッセイ☆
それから30分、お母さんとお祖母さんがタクシーで駆けつけました。
すでに、ワタクシが生み出した小悪魔は、横に寝かされていて、ガラス越しとかではなく、目の前での感動の対面となりました。
「まだ生まれないって聞いたから、犬の散歩に行っちゃったわよ。」
お母さん……なんてマイペースなんでしょう。
その横では小悪魔はスヤスヤと寝ていて、お祖母さんは泣いてるし。
まぁ、お祖母さんにとってひ孫にあたる、この小悪魔。
80…何才も年の差がある自分の遺伝子が入った赤ちゃんですから、感動もひとしおだったことでしょう。