恋愛トライアングル
『プライベートの時くらいは"亜矢子"でいいって言ったじゃないっ』
拗ねたように亜矢子は言った。
「じゃあ私も"美智子"でいいですよー?」
『何か学生時代みたいっ♪
そうそう、これから暇だったりしないかしら??』
「暇ですよ!
どうしたんですか??」
『一緒に夕飯でもどうかな、と』
「いいですよっ♪
ではこれから学校の前で待ち合わせはどうですか?」
『いや、その心配はないわよ。
もう美智子のアパートの近くにいるからっ』
「分かりました。ではっ!」
よし、どんな服を着ていこう♪
―――――………
結局、お気に入りのワンピにジャケットにした。
鏡の前で一回転〜(笑)
「よしっ!行ってきます」