恋愛トライアングル

拓の家は、空き家になっていた。



私は何が何だか分からなくなり、道路のど真ん中だということ忘れ、子供のように泣いた。


「た、くぅ……っヒック」


そして家に入ると、

『辛かったわね。』

とお母さんに抱き締められた。


『ごめんね。
言わなくって…言えなくって。
余計辛いから…って言われたの』


「て、がみ読んでくる。」





そして私は手紙を開き、読み始めた。
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