恋愛トライアングル


なんて、思い出に浸かっていたら胸が苦しくなったのでやめた。



忘れた、ハズなのに。

この想いは消し去ったハズ。

けど、無理やり押さえ込んだ想いははちきれて溢れ出てしまう。



胸の痛みを気にしないように、続きを読み始める。


『明菜とは付き合えたけど、もう遅かった。
こんな事したら傷つくだろうな、あいつ…。

そん時は鈴花、宥めてやって?

本当は俺がしたかったけど、無理だし。

戻って来た時には飛びっきりの笑顔見てぇし。

鈴花も、俺がいないからって、寂しいからって泣くなよ?(笑)

鈴花はほんと俺の事分かってくれてて、いつもお世話になったなぁ…


まぁ、それでこそ鈴花かっ

んじゃ、三年位したらそっち戻ると思うから、待っててなー』
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