銀の姫~第二章~


「扉よ、開け」

リカルがそう言うと
何もなかった所に
扉が現れた

「ちょっと!
リュウあんた
何する気や!?」


「・・マリアを助ける」


ただ・・それだけだ


「バカちゃうか!?
王都の城に
何百人と兵士が
いると思うてん!!」


「それでも
何もしないで
待ってるよりマシだろ?」


「はぁー・・
ウチも行く
マリアを助けに、なっ☆」





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