銀の姫~第二章~



「ねえ、
私はいつまで
此処に居なきゃ
いけない訳?」


「・・・
不満か?」



ブチッ


私の中の
何かが
切れた


「・・不満か?
ですって?
当たり前でしょ!?

いきなり眠らされて
目が覚めたら
こんな何もない
牢獄の中!!

しかもこの牢獄は
魔法が使えないから
逃げ出すこともできない

こんなの不満
ありまくりに
決まってるでしょ!!」



あー、
スッキリした!
さあかかって
きなさいよ!


私がそう
思ってると・・




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