銀の姫~第二章~



《サライナside》



銀の姫を
牢獄に入れて
その泣き顔でも
見てやろうかと
思い来て見れば・・


「気分はどうだ?
銀の姫よ」



すると姫は
はあ?って感じの
顔で俺を睨んできて


「気分?
良いわけないでしょが」


「・・それも
そうだな」


俺はちょっと
おかしくなって
ハハッと笑った


< 86 / 111 >

この作品をシェア

pagetop