【完】アップルパイ。~天国ノ君へ~

それからも祐樹とはメールを続けている




休みの日には会ったりした。




そして今日も、祐樹と会う約束をしていた。




「祐樹!ゴメンまった?」




「いや。ちょうど来たとこ」




今日は祐樹と買い物の約束をしていた




「今日は何を買いたいの?」




あたしは祐樹の目を見つめながらそう聞いた




「明後日、妹が誕生日で…その誕生日プレゼントを」



祐樹は照れくさそうにいった




「へぇー妹いるんだ。何歳?」



「今年で22歳。愛と一緒だよ」



「そうなんだ。じゃあアクセサリーとかは?」



「あ!それいいかも。最近集めてるって言ってた!」




「じゃあそれ買いにいこ!あたしいいとこ知ってるから!」




「うん!いこ!」



あたしは祐樹の手を引き店へと向かった


< 40 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop