【完】アップルパイ。~天国ノ君へ~
それからも祐樹とはメールを続けている
休みの日には会ったりした。
そして今日も、祐樹と会う約束をしていた。
「祐樹!ゴメンまった?」
「いや。ちょうど来たとこ」
今日は祐樹と買い物の約束をしていた
「今日は何を買いたいの?」
あたしは祐樹の目を見つめながらそう聞いた
「明後日、妹が誕生日で…その誕生日プレゼントを」
祐樹は照れくさそうにいった
「へぇー妹いるんだ。何歳?」
「今年で22歳。愛と一緒だよ」
「そうなんだ。じゃあアクセサリーとかは?」
「あ!それいいかも。最近集めてるって言ってた!」
「じゃあそれ買いにいこ!あたしいいとこ知ってるから!」
「うん!いこ!」
あたしは祐樹の手を引き店へと向かった