【完】アップルパイ。~天国ノ君へ~
「今日はありがとう、お礼にごちそうするよ」
「じゃあイタリアンでも…」
あたしは冗談まじりでそういった
「そっ…それはちょっと…」
「うそだよ!」
少し動揺する祐樹にあたしは笑顔で言い放った
「また大介さんの店いく?」
「えー!やだー!」
「ははっ!!!」
あたしと祐樹はずっと話をしながらドライブを続けた
そしてあっという間に時間はすぎ気が付けば8時を回っていた
「あたしそろそろ帰らないと」
「そっか。じゃあ送っていくよ」
「…じゃあお願いしようかな」
あたしは家まで送ってもらうことにした
そこから約20分ほどで家についた
「今日はありがと!じゃね!」
「うん。また今度」
あたしと祐樹は別れをつげ、あたしは家へと入っていった