あおいほし
気がつくと僕は部屋のベットの上に腰かけていた。
僕の部屋ではない。
クリーム色のカーテンの切れ目からは、太陽の光が線になって部屋に差し込んでいた。
ふと見ると部屋の前の方のソファに僕がいた。
僕は僕を見て立ち上がると言った。
「目が覚めたか」
ボーっとしていた頭が徐々に冴えていく。
僕は寝てたのか。
そう思った時、鮮烈な痛みが電流の様に右足に走った。
突然の痛みに思わず声が出た。
「捻挫したんだ」