どくんどくん ~SPRING SNOW~
「ハル、いつかお嫁さんにもらってね!」


もっとぎゅっと抱きしめて、このままでいたいと思った。

離したくなかった。


いつか、待ってて。


僕がユキに似合う男になるまで。


絶対に僕ユキを迎えに行くから。



声には出さなかったけど、この想いはきっとユキに伝わった。
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