どくんどくん ~SPRING SNOW~
第21章~屋上の歌声~
もうすぐ夏がやってくる。
ユキはまだおばあちゃんの家にいる。
もしかしたらユキの両親は離婚しちゃうのかもしれないことを、僕は自分に言い聞かせながら過ごしていた。
いくらお父さんが反省したといっても、過去は消せない。
『ユキ、僕歩けたよ。辛かったけど、歩けた時のあの気持ちは忘れられないな。もう来週から学校も行くからな。』
長い長いリハビリの毎日を過ごし、僕は第一歩を踏み出せた。
ユキと会えない長かった日々。
挫折の毎日だったけど、水野さんのエロ本と、
ゆうじと大野君の歌、
友達と家族の支え、
そしてユキの愛で乗り越えることができた。
『何曜日から学校いくの?私も、お父さんに会いに行きたいし、そっちに行きたい。電話じゃ、チューできないもん。』
だってさ・・。
君はどこまでも純粋で澄んだ心の持ち主なのに、ちょっとエッチな彼女。
ユキはまだおばあちゃんの家にいる。
もしかしたらユキの両親は離婚しちゃうのかもしれないことを、僕は自分に言い聞かせながら過ごしていた。
いくらお父さんが反省したといっても、過去は消せない。
『ユキ、僕歩けたよ。辛かったけど、歩けた時のあの気持ちは忘れられないな。もう来週から学校も行くからな。』
長い長いリハビリの毎日を過ごし、僕は第一歩を踏み出せた。
ユキと会えない長かった日々。
挫折の毎日だったけど、水野さんのエロ本と、
ゆうじと大野君の歌、
友達と家族の支え、
そしてユキの愛で乗り越えることができた。
『何曜日から学校いくの?私も、お父さんに会いに行きたいし、そっちに行きたい。電話じゃ、チューできないもん。』
だってさ・・。
君はどこまでも純粋で澄んだ心の持ち主なのに、ちょっとエッチな彼女。