どくんどくん ~SPRING SNOW~
僕の言葉に笑ってくれる天使のような春瀬さん。
ほんのひとときだけど、この時間、僕だけの春瀬さんだと思っていい?
「おいおい、笑いすぎだって~!」
僕は春瀬さんの頭をポンって軽く叩いた。
そのとき見上げた春瀬さんのハニカミ笑顔、僕をトロけさせる魔法のような笑顔。
「じゃあまた!」
そう言って、僕らは音楽室に入った。
山田がやたらと話しかけてくるのがマジでウザかった。
でも、文化委員に誘ってくれた山田には感謝するけど、絶対誤解されたくない。
春瀬さんに、女子と誰でも仲良くする軽い男だなんて思われたくない。
自己紹介が始まった。
「神宮司ハルです。文化祭を盛り上げるために頑張ります。せっかく同じ委員会になったのでみなさんとも仲良くなりたいです。え~と、趣味は、サッカーと絵を描くことです。」
言い終えてすぐ、春瀬さんの方を見た。
そこにはくすくす笑ってくれてる春瀬さんの姿があった。
2人だけの世界だった。
目と目で会話・・・僕は包み込まれるような安心感と幸せを感じていた。
これだ。僕が求めていたものは・・・。
ほんのひとときだけど、この時間、僕だけの春瀬さんだと思っていい?
「おいおい、笑いすぎだって~!」
僕は春瀬さんの頭をポンって軽く叩いた。
そのとき見上げた春瀬さんのハニカミ笑顔、僕をトロけさせる魔法のような笑顔。
「じゃあまた!」
そう言って、僕らは音楽室に入った。
山田がやたらと話しかけてくるのがマジでウザかった。
でも、文化委員に誘ってくれた山田には感謝するけど、絶対誤解されたくない。
春瀬さんに、女子と誰でも仲良くする軽い男だなんて思われたくない。
自己紹介が始まった。
「神宮司ハルです。文化祭を盛り上げるために頑張ります。せっかく同じ委員会になったのでみなさんとも仲良くなりたいです。え~と、趣味は、サッカーと絵を描くことです。」
言い終えてすぐ、春瀬さんの方を見た。
そこにはくすくす笑ってくれてる春瀬さんの姿があった。
2人だけの世界だった。
目と目で会話・・・僕は包み込まれるような安心感と幸せを感じていた。
これだ。僕が求めていたものは・・・。