どくんどくん ~SPRING SNOW~
僕らは、夕暮れの公園でいっぱいキスをした。

近所の家から、煮物のいい匂いがしてる。

おいしそうな匂いの中で、すごくHな気分になる。

ユキの唇、久しぶり。



「ユキの唇、恋しかった・・・。」

「私も、ハルの唇大好き。」


舌を絡めあう僕ら。



「Hだね、ユキの舌・・・」


「・・ハルもHだよ・・。ハルの舌気持ちいい・・」


「ユキ、水野さんに止められてるけど、僕もう我慢できない・・」



息遣いが荒くなる。

水野さんのH講座を思い出す。


「私も、ハルとひとつになりた・・い・・。でも、けががひどくなったらダメだから、我慢しないと・・・。」

「僕・・ユキが欲しい。」


制服の中に手を入れて、ユキの体を触る。

僕はもう意識がもうろうとしてきてる。


「ハル・・エッチだよ・・あん・・恥ずかしい・」

ってエロい声を出すユキ。

「我慢できないよ・・でも、こんなとこじゃだめだよな・・」


「うん・・途中までならいいよ・・」



その後、公園でできる範囲でHなことをした。


胸を触ったり、耳元にキスしたり・・と。

僕はそれだけでももう満足だった。


いつかくる初めての時・・・


だんだん近づいてるのが2人にはもうわかっていた。
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