どくんどくん ~SPRING SNOW~
「・・ユキ、僕今何考えてるかわかる?」

「ん~、エッチなこと?」

「まあ、それもだけど。ほんとにユキが好きだな~、かわいいな~って思ってる。」

抱きしめながら、耳元で会話。

庭を流れる小川のせせらぎと、僕の鼓動しか聞こえない。

「ユキ、いい?」

「・・・うん。いいよ。でも、普通は温泉入ってからだよね・・。ハルかわいい。」


僕は、ユキの腰に手を回しながら、キスをした。


あぁ、もうだめ・・・。



抱き合ったまま、くっついてキス。


僕の股間、当たっちゃうよ・・・。


ユキの体の力が抜けてきたのがわかる。

気を利かせて、布団を敷いてくれてて良かった。


立ったまま、僕らは抱き合いながら布団の方へ・・・


「あ、外から見えちゃう・・。」


ユキが、大きな窓の外の庭を見た。


「いいじゃん、誰もいないんだし。でも、カーテンしめよっか。」


僕は、早く早くって気持ち頑張って押さえて・・・

ユキの服の中に手を入れて、ブラのホックをはずしながら窓の方へ移動・・。

なかなか、はずれない。


これが噂の『ブラのホックがはずれなくて気まずくなる状態』なのか??


「もうちょっと上にあげて・・」


ユキのアドバイスでなんとかはずれた。

はずれた、ってことは、胸が・・・胸が・・・。


ユキの胸、気持ちいい。

ずっとこうしていたい。

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