どくんどくん ~SPRING SNOW~
『ピンポンパンポーン!文化委員のみなさんは、放課後音楽室にお集まりください。』
いままでの僕なら2日続けての委員会なんて、絶対サボっていただろう。
今の僕にとっては文化委員会が彼女との大事な接点。
オアシスのような、リゾートのような素敵な文化委員会。
隣のクラスには、中学時代のサッカー部仲間の「シン」がいる。
今でも昔の仲間と作ったサッカーチームで一緒にサッカーしたり、ノート写させてもらったり、Hビデオ借りたり、いい関係。
「シン~!ちょこっと頼みがあるんだよ。いい??」
ロン毛でちょっと軽く見える奴だけど根は真面目で、友達思い。
「なんだよ、気持ち悪い。お前がそんなこと言うなんて何?新作AVのこと?」
今はそんなこと本当にどうでもよくなってしまった。
汚らわしい、とまでは言わないが今の僕には必要ない。
「ばか!ちがうよ。もっと、マシュマロみたいなやわらか~いお願い。ただし、絶対秘密なこと。お前の口のかたさを信じての頼みだ。」
「はははっ!まじで気持ち悪いよ。お前の頼みで俺が断ったことあったか?」
ひとつ心配だったのは、シンがもし春瀬さんを狙ってたらってこと・・・。
いままでの僕なら2日続けての委員会なんて、絶対サボっていただろう。
今の僕にとっては文化委員会が彼女との大事な接点。
オアシスのような、リゾートのような素敵な文化委員会。
隣のクラスには、中学時代のサッカー部仲間の「シン」がいる。
今でも昔の仲間と作ったサッカーチームで一緒にサッカーしたり、ノート写させてもらったり、Hビデオ借りたり、いい関係。
「シン~!ちょこっと頼みがあるんだよ。いい??」
ロン毛でちょっと軽く見える奴だけど根は真面目で、友達思い。
「なんだよ、気持ち悪い。お前がそんなこと言うなんて何?新作AVのこと?」
今はそんなこと本当にどうでもよくなってしまった。
汚らわしい、とまでは言わないが今の僕には必要ない。
「ばか!ちがうよ。もっと、マシュマロみたいなやわらか~いお願い。ただし、絶対秘密なこと。お前の口のかたさを信じての頼みだ。」
「はははっ!まじで気持ち悪いよ。お前の頼みで俺が断ったことあったか?」
ひとつ心配だったのは、シンがもし春瀬さんを狙ってたらってこと・・・。