どくんどくん ~SPRING SNOW~
『ピンポーン』
誰も出てくる気配がない。
もう一度鳴らす。
『ピンポーン』
・・・すると、玄関から聞き覚えのある懐かしい声がした。
「はいは~い。どちら様ですか?」
ゆうじのお母さんだった。僕を覚えているのだろうか。
「あら??ハル君じゃない?久しぶりねー!!わざわざあの子に会いに来てくれたの?」
おばさんの気さくな対応と、僕を覚えててくれたことに不安が消えた。
「・・・はい。ゆうじ君はいますか?」
「ちょっと待ってね。呼んでくるわ。」
おばさんは小走りで家の中に入っていった。
玄関にきれいな花が植えてある。
サッカーボールが転がってる。
なんだかほっとした。
ゆうじは今幸せなんだろうな、と単純に安心した僕だった。
「ハル君、ごめんね~。ちょっと公園で待っててくれる?着替えてから行かせるから。」
おばさんは、昔よりかなり痩せていた。
誰も出てくる気配がない。
もう一度鳴らす。
『ピンポーン』
・・・すると、玄関から聞き覚えのある懐かしい声がした。
「はいは~い。どちら様ですか?」
ゆうじのお母さんだった。僕を覚えているのだろうか。
「あら??ハル君じゃない?久しぶりねー!!わざわざあの子に会いに来てくれたの?」
おばさんの気さくな対応と、僕を覚えててくれたことに不安が消えた。
「・・・はい。ゆうじ君はいますか?」
「ちょっと待ってね。呼んでくるわ。」
おばさんは小走りで家の中に入っていった。
玄関にきれいな花が植えてある。
サッカーボールが転がってる。
なんだかほっとした。
ゆうじは今幸せなんだろうな、と単純に安心した僕だった。
「ハル君、ごめんね~。ちょっと公園で待っててくれる?着替えてから行かせるから。」
おばさんは、昔よりかなり痩せていた。