どくんどくん ~SPRING SNOW~
第8章~ほんとうのこと~
その夜、眠れない僕の元にメールが届いた。
≪ハル、大好きだよ。ずっとそばにいるから、いつでも泣いていいよ。≫
ユキ、君の存在って僕にとってどれほど大きいかわかる?
本当は僕が君を支えなくちゃいけないのに・・・。
ケータイを左手に持ったまま、いつのまにか眠ってた。
それから、僕は2回ゆうじに会いに行った。
いつも、ユキは僕の隣にいてくれたんだ。
僕の泣いている姿を見て、ユキはどう思ったんだろう。
あの日から、ユキは僕を包み込んでくれる、って感じなんだ。
母が子供に対するような、そんな大きな愛で僕は包まれている。
ゆうじは、僕の目をまっすぐ見て話す。
僕は、下を見たり、木々を見たり、月を見る。
ゆうじは、高校には行っていない。
僕を責めるようなことは何も言わないゆうじだけど、僕は後ろめたさが消えなかった。
結局のところ、僕は自分の罪悪感と戦ってるのかも知れない。
この罪悪感を拭い去る為に、ゆうじに会いにきているのかも知れない。
最初にゆうじに会いに行ったのも、一言謝って自分がスッキリしたかっただけじゃないのか。
そんな想いが駆け巡る。
自己嫌悪に陥りそうになると、ユキが助けてくれる。
≪ハル、大好きだよ。ずっとそばにいるから、いつでも泣いていいよ。≫
ユキ、君の存在って僕にとってどれほど大きいかわかる?
本当は僕が君を支えなくちゃいけないのに・・・。
ケータイを左手に持ったまま、いつのまにか眠ってた。
それから、僕は2回ゆうじに会いに行った。
いつも、ユキは僕の隣にいてくれたんだ。
僕の泣いている姿を見て、ユキはどう思ったんだろう。
あの日から、ユキは僕を包み込んでくれる、って感じなんだ。
母が子供に対するような、そんな大きな愛で僕は包まれている。
ゆうじは、僕の目をまっすぐ見て話す。
僕は、下を見たり、木々を見たり、月を見る。
ゆうじは、高校には行っていない。
僕を責めるようなことは何も言わないゆうじだけど、僕は後ろめたさが消えなかった。
結局のところ、僕は自分の罪悪感と戦ってるのかも知れない。
この罪悪感を拭い去る為に、ゆうじに会いにきているのかも知れない。
最初にゆうじに会いに行ったのも、一言謝って自分がスッキリしたかっただけじゃないのか。
そんな想いが駆け巡る。
自己嫌悪に陥りそうになると、ユキが助けてくれる。