あの日々をもう一度。
俺の家から店まではそう遠くはない。


だからたまには歩くのもいいだろうと思い歩いて店まで向かった。


歩いていると人影が見えた。俺に手を振っている。


「よおっ!秋じゃん!」


「…純!!久しぶりだなっ!」


そいつは俺とずっと一緒だった櫻田純(サクラダジュン)だった。


「秋まじ久しぶりだなっ!!いつ帰って来たんだよ!」


「あっああ。ちょっと用事があってよ。」


久しぶりの純は昔と全く変わらず俺はなんかホッとした。
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