あの日々をもう一度。
俺が二中に着いたのは一時五分だった。


始まりの時間から五分の遅刻だ。


みんなに責められると思いながらも学校の中に入っていった。


学校の廊下を一人で歩くとまるで中学時代に戻ったみたいだった。


何年か前に廃校になったらしく廊下はなにも貼っていなかった。
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