あの日々をもう一度。
自分の母校がなくなっているのはやっぱり悲しい。


だがこうして同窓会という形でもまたこの中学校に来れたのはうれしいことだった。


卒業してから全く来ていなかったからとても懐かしく感じた。


俺が卒業したときに比べて少しは変わっているが面影が残っていて安心した。


俺は三階まで行き三年二組のプレートが掛かったままの教室のドアを開けた。
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