あの日々をもう一度。
ガラッ


「おっせーよ秋!!遅刻癖治ってないみたいだな!!」


俺がドアを開けると純の元気な声がした。


昔から遅刻の多かった俺だから今日の遅刻もみんな怒ってないみたいだ。


「秋!!久しぶり!!分かる?」


話し掛けて来たのは神瀬七瀬(カミセナナセ)だった。


俺はあまり女が得意ではない。


中学の頃は唯一仲のいい女子だった。
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