あの日々をもう一度。
「俺これ知らねーんだけど・・・七瀬が書いたのか?」


「知らなかったのか!?てっきり知ってると思ってたし!!」


純はびっくりしたような顔をした。


「お前がいなくなった後七瀬・・・すげーへこんでたんだぜ。」


純は七瀬達の方を見てボソッと言った。


あの頃俺は自分だけのことでいっぱいいっぱいだった。


だから残される純や七瀬や爽木のことなんて・・・考えてもいなかったんだ。
< 27 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop