あの日々をもう一度。
思い出にひたっているとコンコンと誰かがドアをノックした。


「開いてるぜー。」


「お、まじでいんじゃん秋兄ぃ。」


ドアを開けて入ってきたのは弟の翔希(ショウキ)だった。


「おう久しぶりだな翔!お前…でかくなったな。」


俺がそういうと翔希はオヤジみてーだと笑った。


でも俺が家を出た十年前翔希はまだ小五だったはず…。


時間の流れははえーなとつくづく思う。
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