あの日々をもう一度。
三日目・・・なにも決まっていないのにいつも通りケンカしている七瀬と純にとうとう爽木がキレた。


バンッ!!「あんねぇ七瀬ぇ・・・純・・・まだなんにも決まってないの分かってるんやがなぁ?」


「は・・・はいぃぃ・・・。」


七瀬と純は冷や汗を垂らしながら後ずさりをする。


「分かってんならやること分かるよね・・・?」


「すっすいまっせーんっっ!!今すぐちゃんとしまっす!!」


二人とも急いで席につき真面目に案を出し始めた。


爽木はそれを見て「よしっ♪」とつぶやく。


「爽木・・・こえーから。」


俺が言うと爽木はにっこり笑いながら「どこが?」と言った。


無意識って一番怖い。
< 60 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop