あの日々をもう一度。
『それでは次!!純が今年は漫才か!?〔さくらいななき〕でーす!!』


生徒会のアナウンスと共に俺達はステージへと走った。


「どーもー〔さくらいななき〕です!!」


俺達はろくにネタも考えてないけどとりあえずしゃべった。


そのくだらない会話で見ていた奴らが笑ってくれた。


歩いていた人達が足を止めてくれた。


俺達はステージの上でたくさんの人と関わりあえた―――。





俺達の漫才は大盛況で幕を閉じた。
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