あの日々をもう一度。
「純さー・・・少しぐらい勉強しろよ?」


純は全く俺の言うことなど聞いてなく遊ぶ計画ばっかりたてていた。


その時急に周りが止まった。


「はいどーも!お久しぶりです!!」


俺の目の前に現れたのは山中だった。


「うおっ山中!!」


毎度のことながらびっくりする。


「雷崎さん。あのですねぇ実は・・・こっちにいられるのあと二週間なんですよ。」


「はぁ!?」


今度はびっくりしすぎてイスから落ちそうになった。


ガッタンッ!!!


誰かがイスから落ちる音がした。


俺は断じて落ちてはいなく落ちそうになっただけだ。


「まじかよ秋・・・。」


後ろを振り返ると・・・純が呆然と床に座りこんでいた。
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