あの日々をもう一度。
あの日家のドアを開けた瞬間、電話がなった。


「はい、雷崎です。」


電話の相手は純のお母さんだった。


「・・・え?純が・・・事故!?」



俺はすぐさま電話を切り教えてもらった病院へと自転車を走らせた。


だけど俺が病院に着いた時はすでに―――――。


俺が中三だった頃純は事故になんてあわなかった。
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