【完】最期の嘘
テラスから出て部屋に戻ると、テレビを点けて体育座りになる汐。
人気の音楽番組が映し出された。
「この人達の曲、最近良く耳にするなぁ。」
リモコンを握り、液晶に映し出された映像をぼんやりと眺める汐。
画面に移る司会と、整った顔立ちの三人の男達。
一人は小麦色の髪の毛に、涼げな奥二重、薄い唇、スラリと伸びた手足。
一人はヘルメットのようなふわりとした黒髪ショートにくりくりの瞳、女性らしい見た目に似合わない喉仏。
一人は黒髪ミディアムショートに左の前髪から襟足にかけて空色のメッシュ、異様に長い組まれた脚。
人気絶頂のビジュアル系バンド、『SUGAR BEAT』だ。
人気の音楽番組が映し出された。
「この人達の曲、最近良く耳にするなぁ。」
リモコンを握り、液晶に映し出された映像をぼんやりと眺める汐。
画面に移る司会と、整った顔立ちの三人の男達。
一人は小麦色の髪の毛に、涼げな奥二重、薄い唇、スラリと伸びた手足。
一人はヘルメットのようなふわりとした黒髪ショートにくりくりの瞳、女性らしい見た目に似合わない喉仏。
一人は黒髪ミディアムショートに左の前髪から襟足にかけて空色のメッシュ、異様に長い組まれた脚。
人気絶頂のビジュアル系バンド、『SUGAR BEAT』だ。