隣の住人
01章



いつも、私の朝は忙しい。




「ちょっと理音っ!!起きてっ!!」




私は弟の理音を叩き起こす。




「姉ちゃん…?」




「ほら、早く起きないと遅刻するよっ!!」




と、私が急かすと理音は嫌々起き上がった。



ったく…毎日毎日…。
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