隣の住人



お母さんが叫んでも、誰も聞く耳を持たない。




「詩音は俺のだっ!!」




蓮が私を後ろから抱きしめた。




「れ、蓮っ!?///」




家族の前で堂々と…。




「詩音ちゃーん、蓮が嫌になったら俺ん所、おいでー。」




と、仁さんが私にウインクしてきた。
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