隣の住人




「熱、計ったか?」




私が首を横に振ると、神谷蓮は家に入ってきた。




「俺が熱計らせるから、あんた弟の服、用意して。」




私は理音の服を急いで持ってきた。



その頃、熱をちょうど計り終えた時だった。




「39度か…。病院に行った方がいいな。かかりつけの病院わかるか?」
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