私は死にました



「夏菜流さんの事
好きだった?」


私は、これが聞きたい



「ああ、好きだった
いや、好きだ」


石丸は空を真っ直ぐ見て
呟いた



私も、好きだよ?



「俺はな?
お前が夏菜流に、見てしょうがないんだ
全然、知らないのに
夏菜流が後ろに、見えるんだ
俺はどうしたら、、、」



石丸は泣きそうだった



「人間は
空みたいに、雲をどかせば、生き返れない
でもね、人間の心は
その人の心の中では、生き返れるんだよ?」



私はつい、生き返る
っと言う、言葉を出してしまった



「そうだよな?
そうだよ!!
今、生き返ったよ!!
ありがとうな?」



すると、おもいっきり
抱きしめられた



「ありがとな~」


っと言って、教室に戻った



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