大好き

学校生活

バシッ

『…ってぇ…』
彼は右頬を押さえながらつぶやいた。

「サイテー、私のファース…『ファーストキスだった?』」

私の言葉にのっけるように彼は喋ってきた。

「…っ」
しまったぁ…言っちゃった…

『図星だな』
と、彼はフッと鼻で笑った。
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