and I love you
「ただいま。」



そういって階段を上り、一直線に向かったのは…



美香の部屋。



「おい!!美香!!あけろ!!」



怒鳴り声に近い声を上げた俺に驚いたのか、美香はあわててドアを開けた。




「ちょっと!!うるさいって!!」




美香もまだ帰ってきたばっかだったらしく、洗濯に出すYシャツを手に持っていた。




中から漂う美香の香り。


おれって…匂いフェチ??




「はやく!!いれて!!」



「わかったから、静かにしてよ!」




俺はそのまま美香の部屋に入った。


「無防備。」



「ミサは弟でしょ?」



弟だからといって、こんなに簡単に男を部屋に入れていいものだろうか??



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