and I love you
予定外 ~美香side~
「ねぇ、美香!!宮内先輩が呼んでるよ!!」
「え…?」
急に呼ばれた私の視界に入ったのは、校内でも有名な王子様の宮内ルイ先輩だった。
私の憧れの先輩。
またいつもどおりの会話が始まると思っていた。
「どうしたんですか??ルイ先輩」
私が一言言うと、周りにいた男子たちが冷やかした。
「ココじゃ話しにくいから、ちょっと…時間いい??」
はい、と言って私はルイ先輩についていった。
いつもとは違う先輩の印象に緊張してしまう。
私たちは、狭く細い廊下をとおり、一番奥の階段を使って屋上に向かった。
途中で言葉を交わすことはなかった。
古くさび付いた屋上のドアを開ける。
その瞬間に、私の肺の中に入り込む新鮮な空気。
今にも空に浮き上がっていきそう。
「え…?」
急に呼ばれた私の視界に入ったのは、校内でも有名な王子様の宮内ルイ先輩だった。
私の憧れの先輩。
またいつもどおりの会話が始まると思っていた。
「どうしたんですか??ルイ先輩」
私が一言言うと、周りにいた男子たちが冷やかした。
「ココじゃ話しにくいから、ちょっと…時間いい??」
はい、と言って私はルイ先輩についていった。
いつもとは違う先輩の印象に緊張してしまう。
私たちは、狭く細い廊下をとおり、一番奥の階段を使って屋上に向かった。
途中で言葉を交わすことはなかった。
古くさび付いた屋上のドアを開ける。
その瞬間に、私の肺の中に入り込む新鮮な空気。
今にも空に浮き上がっていきそう。