and I love you
そのとき、俺は両手で美香の顔をつかみキスをした。



「ん!!ふ…ん!!!」



じたばたと動く美香。



小動物みたいな美香はかわいかった。


俺の舌が美香の固く結ばれた唇をわって入った。



美香の口の中は熱かった。



必死に抵抗する美香。


そんな弱い力じゃ俺はびくともしない。




ゆっくり唇を離すと、銀色の糸が引いた。



美香の真っ赤な顔が目の前にある。


俺はもう、どうにかなりそう。




「最悪…」



美香はうつむいていった。



「いいだろ??キスしてくれるやつなんていないんだし。」



「そうじゃないでしょ!!私がドンだけ心配したと思ってんの!?」




美香は怒り狂った。






< 49 / 116 >

この作品をシェア

pagetop