and I love you
次の日、目が覚めるとしとしとと、窓の外では雨が降っていた。



今日は美香が起こしてくれなかった。



洗面所にいくと、美香がいた。



「これ、お弁当。」



それだけ言って洗面所から出て行った。



今日は寝癖…直してくんねぇのかよ。



俺は一人、ドライヤーを髪に当てた。



しばらくすると家のチャイムが鳴った。



こんな朝早くに、宅配便なんかくるはずはない。


じゃあ誰だ??



俺は洗面所から玄関を除くようにしてみた。




美香の手によって、ドアが開き、外には男の姿が見えた。



!??



アイツか!!



俺はあわてて玄関に向かった。








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