and I love you
もうそんな顔しないでよ。


もっと笑ってるミサが見たいんだよ。



もっと、もっと幸せそうなミサが見たい。



心なしか、そんなことを思ってしまう自分がいた。



弟が大切なだけ…それって…もしかして、ブラコン!?




「なんちゅう顔してんだよ??」


「はへ!?」


「切なそう~な、険しい顔してたぞ??」




私は何てこと考えてたんだろう?


私にはちゃんと彼氏がいるじゃん!!




「まぁ、そういうこと!!できれば読みきったら??」



「うん、そうさせてもらう。」




とても分厚い本だったが、内容に興味があったので読むことにした。





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