and I love you
俺は、気持ちのまま、行動で美香を愛せない。



このまま、美香を無理やり愛そうとしても、それは美香を傷つけることだってしってる。



この旋律に沿って、美香を好きでいることだけが俺の幸せ。


なんで、俺がこの行為を続けるか知ってる??




美香を好きでいることはきっと…許されないんだ…


だから俺は、ほかの女を好きになろうと努力した結果が裏目に出た。



いろんな女を抱くほど、美香がほしくて、愛しい。


時にはためらうこともあった。



本当に俺はこの女を好きになってしまったら、美香への気持ちは消えてなくなるのか?



不安が脳裏をよぎった。



消えてなくなって、美香を好きだったことなんて忘れてしまえばいいなんて思うときもあった。



でも、それじゃあダメなんだって、俺はその本で学んだんだよ??



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女は遂に泣き出した。




女の涙がシーツにしみこんだ。
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