and I love you
「朝だって、『ミサのためにお弁当作ったんだ』とか、『ミサ風邪引いちゃってさ、ヒエピタしてきた』とか、そんな話ばっかりだったよ?」



「すいません…」



謝らなくても、と先輩は言った。




「今日はもういいや。帰ったらメールして??」



はい、とだけいって私は走って家に向かった。




_____



_______




「ミサー??」



私は階段を上るのが精一杯だった。



激しい頭痛と、のどの痛みが私をおそう。



ゆっくりミサの部屋のドアを開ける。



寝息を立てるミサ。



「ミサ??寝てる??」



ゆっくりとベットに近づく。







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