and I love you
「ミサ…ちょっと…暑くない??」



「そうか??」



「ちょっと…ボタンあけてくれない??」



ミサの細く長い指先が優しくボタンに触れ、ボタンホールからはずした。



そこから除く私の胸の谷間。



ミサはかわいらしく頬を赤く染めた。



「なに??ミサ、ほかの女の人の谷間くらい、見てきてるんでしょ??」



「ちげぇよ…」


???



「ちがう?」



ミサはそっとうなずく。



「好きな女のは…別なんだよ。」


「は…??」




ミサの腕が私の背中に回ってきて、一気に抱き寄せられた。




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