and I love you
「じゃあ…ミサのこと、嫌いではないんですよね??」



「うん。」



私は生理的に無理なのかと思ってた。



私たちは他愛のない会話を繰り返し、チャイムが鳴ると同時に屋上を後にした。




廊下でミサとすれ違った。




声をかけようかと思ったけど、今、私の隣には先輩がいる。



ミサは仲間たちと一緒に教室移動をしていた。



ミサの笑顔…こんなに毎日見てるのに…物足りないよ。



だから、わたしってば…


ブラコンはみっともないって!!






今日も一日が終わる。



いつまでたってもミサは帰ってこない。



今日は女の人の家に泊まるのかな??









逢いたい。



逢いたいよ…ミサ。





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