and I love you
今日も朝が来た。



ミサは私が泣いてるとき、いつも隣にいてくれた。



だから次の日も安心できた。



でも今日、私の心は一人。



暗闇の中をさまよう様。



だるくて体が思うとおりに動かない。




早くしないと先輩が来ちゃうってわかってるのに、私の体は思うとおりに行かない。




お弁当を作る手は何でか震えていた。




先輩が来ても笑顔で挨拶ができなかった。




先輩のテンションも低かった。




学校に行くまでにした会話は、



「今日、ねむそうだね。」



「はい」




だけ。


< 90 / 116 >

この作品をシェア

pagetop