ラブハンター
美少女って感じだったんですけど…。



ケントさんからは想像もできないようなおとなしめの…。



わぁ~…。



なんかみなさん青春ですね。



それに比べたら俺は…。



なにやってんだよ、マジで…。



気分転換にダンスしたいのに、今やったらカラダ壊れそう…。



腕もそれなりに痛いし…。



寝て治すのがいちばんいいんだろうか…。



部屋に戻り、痛み止めを飲んだ。



斎藤は大丈夫なのか、それだけが心配。



ひどいことされたりしてねぇよな?



考え出したら気になりすぎて、その日の夜はなかなか眠れなかった。



ダメだ、学校に行く。



しばらくは休む気でいた学校の準備。



「悠大っ…お前、まだ寝てろって言われただろ。ムリに退院したのに」

「今日だけ!!後はよくなるまで寝てます…」

「そんなに行きてぇなら午前中で帰ってこい。ムリしてなんかあったら責任とれねぇ」

「すみません…」



よっさん、ごめん…。



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