ラブハンター
ラブラブ週間
悠大
【悠大】
レオ先輩と別れた斎藤は相変わらずひとり。
俺も俺で友達といる。
最近、表情に色が付いた気がする。
小説を読みながら笑ってたり、目が合うと故意にそらしたり。
「悠くん、斎藤さんのこと見すぎ~」
「えっ!?」
「全く想像つかないんだけど。ラブラブなの?」
「ラブラブ…。どうかな」
「教えてよ、ケチ悠くん」
友達の中には女もいる。
だけど斎藤はなにも言ってこないし、俺も友達は友達で。
変わったことと言えば…。
「次、病院いつ?」
「まだ先」
「そっか」
「今日ヒマ?」
「ヒ…マ…」
斎藤が照れること。
この時の斎藤は俺にはかわいくて仕方ない。
「どっか行く?」
「どこでも…」
「なら斎藤んち」
「イヤっ!!だ…。杉田んち…」
「決まり」
ふたりで遊ぶのは主に俺の部屋。
一緒に帰ると目立つらしく、注目を浴びる。
「悠大先輩ってレオ先輩から…」
「シッ!!聞こえるよ!!」
聞こえてる。
俺は気にしちゃいないけど、斎藤はすごく気にしてるんだと思う。
レオ先輩と別れた斎藤は相変わらずひとり。
俺も俺で友達といる。
最近、表情に色が付いた気がする。
小説を読みながら笑ってたり、目が合うと故意にそらしたり。
「悠くん、斎藤さんのこと見すぎ~」
「えっ!?」
「全く想像つかないんだけど。ラブラブなの?」
「ラブラブ…。どうかな」
「教えてよ、ケチ悠くん」
友達の中には女もいる。
だけど斎藤はなにも言ってこないし、俺も友達は友達で。
変わったことと言えば…。
「次、病院いつ?」
「まだ先」
「そっか」
「今日ヒマ?」
「ヒ…マ…」
斎藤が照れること。
この時の斎藤は俺にはかわいくて仕方ない。
「どっか行く?」
「どこでも…」
「なら斎藤んち」
「イヤっ!!だ…。杉田んち…」
「決まり」
ふたりで遊ぶのは主に俺の部屋。
一緒に帰ると目立つらしく、注目を浴びる。
「悠大先輩ってレオ先輩から…」
「シッ!!聞こえるよ!!」
聞こえてる。
俺は気にしちゃいないけど、斎藤はすごく気にしてるんだと思う。