ラブハンター
俺はそんなに経験豊富ってわけでもない。



関係あったヤツなんて3人くらいしかいないし…。



短期間にできた彼女ってのがいた時期もあり、適当に終わってきたけど…。



ルカは特別なのに…。



「いつから付き合ってたの?」

「中1…」

「マジで!?」

「だから…レオに慣れすぎてるって…言われた…」

「そんなの俺が消すもん…。思い出すヒマねぇくらい、ルカのこと好きでいる…」

「ごめんなさい…」



なんで謝るんだよ。



ルカは悪くねぇもん…。



初めは好き同士だったのかもしれないし…。



その辺、聞いたら妬きそうだから聞かないけど。



ルカのカラダをクルッと回し、向き合うようにした。



「ルカ」

「はい?」

「レオ先輩、まだルカん中にいる?」

「いないっ!!悠大で…いっぱい」

「俺はルカに痛いこともしないし、できれば泣かせたくない。安心して、俺んとこにいれる?」

「安心…?」

「俺に怯えないで。ちゃんと、大事にするから」



やっぱり不安だったんだろうか…。



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