ラブハンター
杏里も車で来るって言ってたし。
先に着き、駐車場に車を止めた。
ドキドキしてきた…。
しばらくしてやってきた杏里は黒の軽自動車から降り、千里くんの手を引いてる。
うわぁ、似てる…。
カワイイ~…。
ってか杏里、別人だろ…。
「ごめん、待った?」
「いやいや、今来たとこ」
「千里、ご挨拶して?」
恥ずかしいのか、杏里の後ろに隠れてしまった。
車から降りて同じ目線になってみる。
「こんにちは。俺、尚道」
「知ってる…」
「魚好き?」
「好き…」
「魚、見に行こうか」
「行く…」
イマイチ、どう扱えばいいのかわからないけど。
苦笑いの杏里は、自分の車から何かを取り出した。
「コレに乗せないとダメなの」
「なに、コレ」
「ジュニアシート。後ろ開けて」
そんなのが必要だなんて、全く知らなかった…。
車に乗った杏里と千里くん。
「助手席がいないってのも不思議なもんだな…」
「ごめん、千里が離れない」
不安そうだな…。
先に着き、駐車場に車を止めた。
ドキドキしてきた…。
しばらくしてやってきた杏里は黒の軽自動車から降り、千里くんの手を引いてる。
うわぁ、似てる…。
カワイイ~…。
ってか杏里、別人だろ…。
「ごめん、待った?」
「いやいや、今来たとこ」
「千里、ご挨拶して?」
恥ずかしいのか、杏里の後ろに隠れてしまった。
車から降りて同じ目線になってみる。
「こんにちは。俺、尚道」
「知ってる…」
「魚好き?」
「好き…」
「魚、見に行こうか」
「行く…」
イマイチ、どう扱えばいいのかわからないけど。
苦笑いの杏里は、自分の車から何かを取り出した。
「コレに乗せないとダメなの」
「なに、コレ」
「ジュニアシート。後ろ開けて」
そんなのが必要だなんて、全く知らなかった…。
車に乗った杏里と千里くん。
「助手席がいないってのも不思議なもんだな…」
「ごめん、千里が離れない」
不安そうだな…。