ラブハンター
10年のキャリアをナメてもらいたくないので。



俺から見たら陽なんかまだまだだし。



「簡単だ」

「ウソつくなよっ!!」

「陽には度胸が足りない」

「いつか同じレベルに行ってやる…」



笑って見てるルカに、俺も笑顔になる。



やっぱり、ココに着てよかった…。



俺は今、最高に充実してる。



「ニーチャンたち、超すげーな」

「あっ…」

「前から来てたっしょ?俺らあっちから見て関心してたんだけど」



スケーターさんたちと初めての会話。



俺から言わせたら、そんな不安定なモノに乗るあんたらもすげーよ。



新しい出会いで、また嬉しくなる。



また会ったらよろしくという程度で、今日は終わり。



やっぱり久しぶりに動いたらカラダが重い。



ルカをそのまま送ることにした。



陽はスケーターさんたちのとこに遊びに行ったし。



「朝比奈もすごいって思ったけど、悠大ってマジですごいね」

「陽よりは」

「興奮した」



そりゃよかった。



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