ラブハンター
カワイすぎて今すぐどうにかしたい。



「テスト終わったら合宿だな~」

「うん…」

「同じグループだから楽しみ」



話を逸らした。



カワイすぎるルカは俺の制御装置を壊すおそれがあるので。



「悠大とふたりでいいのに…」

「ルカさん、もうやめない?」

「何を…?」

「ルカがカワイすぎておかしくなりそう…」

「かっ!?」

「マジで帰したくなくなるからさ…」

「帰らなくてもいいよ?」



陽が帰るって言ったのに。



財布にいくら入ってたかな…。



うん、帰すのやめる。



「お泊まり…しようか」

「うん!!」

「あぁぁぁ…。テスト前になにやってんだよぉ~…」

「今日、悠大と寝たい」



滅多に見れない最高の笑顔にぶちのめされ、手を繋いで泊まれるとこを探す。



心配するといけないから、せめてよっさんと尚さんにはメールを入れておこう。



『今日、彼女と勉強するから帰りません』




そんな俺のメールへのふたりからの返信。



『なんの勉強ですか?』



ごめんなさい、エロいことします…。



< 230 / 340 >

この作品をシェア

pagetop